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「ちわーっす」
神羅は軽い挨拶で王国の会議室に乗り込んだ。前回ほぼ全壊した会議室とはまた別の場所だった。
「「「「「!?」」」」」
会議室には大臣や鎧を着た騎士、帝、外見からしてoverランクの冒険者がいた。勿論ガイメルクや王妃もいる。
そしてその場にいたほぼ全員が神羅の突然の来訪に驚いていた。そして、帝や騎士、冒険者は武器を取り出して構える。
「何ようかな?」
ガイメルクが神羅に質問をする。
「んー、まあ、この会議って恐らく帝国との戦争に関する会議何だろうけど、帝国はもう戦争する気は無いらしいからこっちも帝国に攻めいるなっていいに来た」
「その言い方だと君は帝国からの使者になるけど?」
「まさか、帝国はある人物に脅されて戦争を仕掛けるを得なかったんだよ。で、俺がそいつを始末したから戦争を止めに来たんだ。とある人物(神物)から依頼を受けてね」
「だが、何故無人島の主であるお主がこの戦争に関わる?それをしてもメリットは無いと思うが」
「その依頼主に恩があるのでね。あ、そうそう」
思い出したこの様に神羅は続ける。
「この戦争になった大元の理由はそこの勇者が関係してるから」
神羅はそう言って勇者を指差した。
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