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「どういうこと?」
美奈都が聞き返す。
「だからね。みんなにタマがボットを作ってることを言うとね。みんな絶対に期待すると思うの」
「そりゃあまぁ、そうだよね」
良子が頷く。
「タマのことだからさぁ、絶対完成させてくれるってみんな思うでしょ?」
「それは……まぁ」
美奈都も頷いた。
「そしたらみんな、タマに任せてタップしなくなっちゃうでしょ?」
「ああ、そういうことか!」
美奈都はようやく、亜夢の言いたいことが分かった。
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