前書き

2/2
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
 あーあーまいくてすとまいくてすと。  こんにちわアマートです。  このイベントはあわ踊りサークル主催、『ハロウィンに興じて絵師と文士が組み合わさると何か最強に見える』です。  略して秋イベです(え。  そして今回、文士は働き蜂、絵師は女王蜂としてコロニーを作り分配されました。  抽選の結果、私と同じコロニーの文士と絵師は神月一八様とゆきまる様になりました。  ……目を擦りました。しかし結果は変わらず。  誰ですかプロの巣窟にど素人の私を投入したのは。  神月様は今回のイベントの始め、文士絵師推薦の際に私に持ち票全て投入してましたけども。この方、絵師も文士もこなす、しかもエブリトップ画面に度々顔を出すとんでもない方だというのになぜ私なぞを……。  そしてゆきまる様のイラストは、恥ずかしながら今回初めて拝見致しました。そして美しく幻想的なイラストに恐れおののきました。  やばい、やばい方々のコロニーに入ってしまった……。  美し過ぎる絵を覗いただけでプルプルしているのに、そのゆきまる様の表紙絵が神月様と共有だなんて……。見劣りする事必須……!  イベント進行は、まず絵師様にタグが分配されイラストを描きます。  抽選により、『タルトタタン』『包帯』『破壊神』、任意により『花魁』と『全身刺青』という描くのに労力がいるタグが集まりました。この人猛者だ……。  結果があの表紙絵です。  ( ゚д゚)  眩しすぎる表紙絵にどう立ち向かおうと考えながら、次の作業に移ります。作品のタイトル決めと文士同士のタイトルシャッフルです。  私は蜘蛛は昔、森のチョコレートと名がつくぐらい甘味だと勘違いされていたので、それをチョイス。神月様に捧げました。  そして神月様が卑しい私に授けて下さいましたタイトルは、 『JSTX-3』  ( ゚д゚)  タイトルと表紙絵が決まり、あとはぶんしががんばるイベント……。  こうして私の執筆は、波乱の幕開けとなったのです……。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!