20人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
それは放課後で第一体育館の裏だった。
「これ、アンタが書いたの?」
「えっ・・・ぁ、あぁ・・・」
「ふーん・・・《放課後、第一体育館裏へ来てください》か・・・」
俺はあの時顔が緊張のあまりひきっていただろう。
「・・・」
「・・・内容が単純過ぎね。よくあるパターンだわ。
しかも、あなたがこんな可愛い便箋て・・・プッ」
しょうがないだろ!
家にそんな便箋しかなかったんだから!!((注)中学の妹の)
しかし、緊張のあまり何も言えなかった。
「で、用事ってなに?」
きた・・・来てしまった・・・
「で、何?」
俺は勇気を出して言った。
最初のコメントを投稿しよう!