ぷろろーぐ-絶対的な彼女-

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それは放課後で第一体育館の裏だった。 「これ、アンタが書いたの?」 「えっ・・・ぁ、あぁ・・・」 「ふーん・・・《放課後、第一体育館裏へ来てください》か・・・」 俺はあの時顔が緊張のあまりひきっていただろう。 「・・・」 「・・・内容が単純過ぎね。よくあるパターンだわ。 しかも、あなたがこんな可愛い便箋て・・・プッ」 しょうがないだろ! 家にそんな便箋しかなかったんだから!!((注)中学の妹の) しかし、緊張のあまり何も言えなかった。 「で、用事ってなに?」 きた・・・来てしまった・・・ 「で、何?」 俺は勇気を出して言った。
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