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天使「本来、私達天使は使い魔であっても神の御意志を直接人に話すことを良しとしていません、しかし……セラフィム様は記憶を無くされているご様子、天使としての戒めも無いのでしょう、……神の御心を理解し行動した……神もお喜びになるでしょう」
本当に申し訳ないが、俺はセラフィムじゃない
タカヤ「………これで、皆理解したか?主の御意志を」
国民は既に良し
教皇は唖然としていた
まぁ政治的なんやかんやがあるのだろう
天使「……私はセラフィム様と少しお話がありますので」
天使は教皇を放置して、俺の腕を掴み転移……………何故か魔王の所にだ
魔王「は?」
魔王はビックリしている
天使「改めて、私は大天使ミカエルです……あなたは異世界から召喚された勇者、桜崎鷹夜様ですね?」
………バレていた
タカヤ「そうだ」
ミカ「先ずはお礼を、神も天使もこのような干渉は本来禁止されています、ですから争いを止めることも出来ずにいました、代々の勇者も……まぁ話だけ聞けば魔王は悪ですから仕方のないこと、鷹夜様がおかしいのだと言っておきます」
タカヤ「解せん」
天使「これで少しは変わるでしょう……これにて鷹夜様の勇者としての役割を終了とします」
タカヤ「なら……」
ミカ「はい、地球へとお送りいたします」
俺の足元に光る魔法陣が現れた
魔王「あ!勇者!感謝する!」
魔王からの礼を聞き、あと少しで消えるというとき…
ミカ「因みにセラフィム様の生まれ変わりが貴方です」
ニッコリ笑顔でミカエルが爆弾発言して……
俺は異世界から消えた
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