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「佳名ー起きなさーい」
下の階段からお母さんの
声が聞こえる・・・
今日も学校か・・・
嫌だなぁ・・
行きたくないよ・・・
私の名前は篠塚佳名(しのずかかな)いつも根暗な
高校一年生・・・・・
学校に行ったって友達もいない・・・・・そんなつまらない生活をおくるくらいなら・・・・・・・・・・・・・そのさきは言いたくないな・・・・・・
「佳名!今日も学校を休むつもり!?あんた今どき高校卒業しないでどうやって就職するつもりなの!」
あーあ・・・・・また怒鳴られる・・・・・・・正直将来なんかしったことじゃないのに・・・・・・・・・・あたしなんかどうせろくな大人にしかなんない・・・・
「佳名!!なんとか言ったらどうなの!!」
「あーっうっせーな!!学校とか行ってもいじめられるだけなんだよ!!つまらねーだけなんだよ!!」
あーあ・・・今度はあたし自分できれちゃったよ・・・・
もーやんなっちゃうな・・・・・・
「良いから学校にいきなさい!!!」
強制ってまぢムカツクんだよね・・・・・・
頼むから命令しないでよ・・・・・私の心の中がもっと腐っていく・・・・・・・・・
「・・・分かった」
家にいても学校にいても変わらないことだ・・・・・・クラスのやつに会うのは嫌だけど・・・・・
しょうがないから命令にしたがうよ・・・・・・・・・・・・あーあ・・また吐き気がする・・・・・・・・一歩が辛いよ・・・・・・・・
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