第一章∇ 青空

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  「佳名ー起きなさーい」   下の階段からお母さんの 声が聞こえる・・・   今日も学校か・・・   嫌だなぁ・・   行きたくないよ・・・   私の名前は篠塚佳名(しのずかかな)いつも根暗な 高校一年生・・・・・   学校に行ったって友達もいない・・・・・そんなつまらない生活をおくるくらいなら・・・・・・・・・・・・・そのさきは言いたくないな・・・・・・     「佳名!今日も学校を休むつもり!?あんた今どき高校卒業しないでどうやって就職するつもりなの!」   あーあ・・・・・また怒鳴られる・・・・・・・正直将来なんかしったことじゃないのに・・・・・・・・・・あたしなんかどうせろくな大人にしかなんない・・・・   「佳名!!なんとか言ったらどうなの!!」   「あーっうっせーな!!学校とか行ってもいじめられるだけなんだよ!!つまらねーだけなんだよ!!」     あーあ・・・今度はあたし自分できれちゃったよ・・・・ もーやんなっちゃうな・・・・・・     「良いから学校にいきなさい!!!」     強制ってまぢムカツクんだよね・・・・・・ 頼むから命令しないでよ・・・・・私の心の中がもっと腐っていく・・・・・・・・・   「・・・分かった」   家にいても学校にいても変わらないことだ・・・・・・クラスのやつに会うのは嫌だけど・・・・・ しょうがないから命令にしたがうよ・・・・・・・・・・・・あーあ・・また吐き気がする・・・・・・・・一歩が辛いよ・・・・・・・・
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