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開いた窓から風が入り、彼のサラサラの金髪がふわりとなびいた。
ハッと気づいたときには1分間ほど見つめ合っていた。
彼は俺の顔を不思議そうに見つめていた。
「...あ、あの、ここは空き教室ですよ...?あ、This room is ...」
「あ、ダイジョブですよ。ワカリマス!」
「あぁ、良かった。英語得意じゃなくて(ニコ」
そう言うと、彼はふわりと笑った。いやいやいや、顔整いすぎやろ!
「ボク、友だちに会うため、キマシタ。でも、人、いっぱいで、ワカラナイなりました。」
彼はそう言うと、シュンとしてしまった。なんだか垂れた猫耳が見えてしまう。
「あー、じゃあ俺案内しますよ。どうせ暇だし」
「ほんとデスか!?ありがとうゴザイマス!」
パァッと背景に花が咲いたようなオーラを出して喜んでくれた。
おし、こんな可愛い人のためなら、僕ちゃん頑張っちゃうぞ☆
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