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ナツミ『うん。オダマキ博士がそう言ってたもん。
…でも、オダマキ博士の息子さん…シンジ君って言ったかしら?その子は8歳で各地を巡る旅に出たらしいけど。
これもポケモン博士の子どもの特権かな?
なんだか羨ましいよね』
ハルカ『シンジ君…?』
ナツミ『気になるならオダマキ博士に聞いてみたらいいよ。』
ハルカ『うん…そうする。
それにしても、そうなんだ、旅に出れるのは10歳以上なんだ…もうお姉ちゃん、それ先に言ってよぉ~!』
ナツミ『ごめんごめん(笑)
でもさ、ハルカ、あなたがもし10歳になったとしても、あなたはしばらくここにいた方がいいと思うよ?』
ハルカ『どうして?』
ナツミ『だって、あなたこっちに来て早々に新しい友達出来たんでしょ?
あなたより一個年上の。』
ハルカ『あぁ、トウカシティにいるカケル君の事ね。』
ナツミ『うん。
もう、こっちに来て早々ボーイフレンドなんか作っちゃって(*^_^*)
レックウザが知ったらヤキモチ妬いちゃうかもよー(笑)』
ハルカ『なっ…!//
レ、レックウザがヤキモチ妬くなんて、そんな事あるわけ…//』
と、ハルカは顔を真っ赤に染めた。
ナツミ『アハハ、ハルカ顔真っ赤!
もおー冗談よ、すぐ本気にするんだから!
ま、そこがあなたの可愛い所なんだけどね、ハルカ(笑)』
ハルカ『もー、からかわないでよ!//』
ナツミ『フフ、面白い(笑)
ところで、そのカケルって子、確か生まれた時から体が弱くてずっと病院に入院しているんだよね…?』
ハルカ『うん、そうだよ…』
ナツミ『だったら、やっぱりハルカはしばらく旅に出ちゃいけないよ…』
ハルカ『…え?』
ナツミ『だって、ハルカが旅に出たら、カケル君絶対寂しいと思うし…
(それに、その子もしかしたら、あまり長く生きられないかもしれないじゃない…
そんな時にハルカがいなくなったら…)』
ハルカ『……うん、そうだよね…
分かった。
私しばらくは旅に出ないで、ここにいる事にする。』
ナツミ『うん、そうした方がいいよ。
…ハルカ、私が旅に出たら、お父さんとお母さんの事、よろしくね?』
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