第1章

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言葉の魔法は不思議な魔法。 私はそれを使えない。 不思議な魔法に囚われて。 私は何も言えなくなって。 ついには言葉を失っていく。 何を話せばいいのだろう。 何を話せば喜ぶのか。 私は何もわからない。 だから私は話せない。 感情を伝える術を。 失っていく。
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