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俺は奴を部屋からつまみ出そうとした。
体格差からいって、俺の方が有利。
「お前の気持ちは、嬉しいよ。でもな、ダメなもんはダメなんだ。」
「自分の気持ちに嘘ついて、苦しくないのかよ?」
まったくその通りだが。
俺には何も出来ない。
お願いだから、分かってくれ。
手嶋は、またあの台詞を言った。
「好きなんだよ、先生…胸が、張り裂けそうなくらい!どうして、あんたは分からないんだよ!!教師なんだろ!?」
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