最終章
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「なんか前にもこんな事ありましたよね?」 「新崎芽衣ってあの不良の人でしょ?」 誰が不良だ!! 「ねぇ先生?答えてください!!」 困り果てた先生を見かね、 あたしは大きな声で先生を呼んだ。 「先生っ!!」 笑顔のあたしを先生は呆れ顔で見ると、 ふっと笑いこっちに向かって走り出す。 あたしの登場に、ますます騒ぎ出す生徒達の声はもう耳には届かない。
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