最終章

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青空の下に飛び出すと、 あたし達は大声で笑う。 「「あははははっ」」 「やりあがったな!!」 「うん!!」 誰にも認められなくたっていい。 誰にも許してもらえなくてもいい。 なにも怖くない。 「ねぇ先生?海に行こうよ!!」 「あぁ!」 先生の隣にあたしが居て、 あたしの隣に先生が居れば、 それはきっと無敵で。 「今日はドライブ日和だから、 少し遠くの海に行こうよ!!」 「そうだな」
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