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ピーーッッ!
試合が始まり、私はふいに日高を目で追っていた
やっぱりかっこいいなぁ~なんて。
「ひだ…
「日高!カットカット!」
もう、先生に応援の声を遮られる
「日高ぁ~!がんばれ!」
「伊藤。名前出すな」
「…はーい。」
なんて怒られることなんていつものことだけどね (笑)
…と、西島君をちょこっと見てみると、
楽しそうなんだか、なんだかよくわからない表情で試合を見ていた
…どう思ってるのかな…。
なかなか表情から読み取れない。
う~ん…。、
「ん?」
「あ、いや、!」
「そっか」
目が合っちゃった
私が西島君見てることばれちゃったかな
…恥ずかしい。
ピーッッ!
試合が終わり、
「おつかれ~!」
「ありがと、てか千晃笑わせるなよ」
「え?」
「先生に怒られてただろ」
腹を抱えて笑い出す日高
そ、そんなに笑わなくても…
「そんなに笑ったら体力奪われるよ!もー、そんなこと見てないで試合しないと」
「じゃあ静かにしててくれます?ちあきさん」
「…もー!日高のバカ!」
「ははっ、まじ笑えるわ」
もー、
私は今御機嫌斜め。
スポドリあげないよ?
…日高ったら。
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