第1章

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ピーーッッ! 試合が始まり、私はふいに日高を目で追っていた やっぱりかっこいいなぁ~なんて。 「ひだ… 「日高!カットカット!」 もう、先生に応援の声を遮られる 「日高ぁ~!がんばれ!」 「伊藤。名前出すな」 「…はーい。」 なんて怒られることなんていつものことだけどね (笑) …と、西島君をちょこっと見てみると、 楽しそうなんだか、なんだかよくわからない表情で試合を見ていた …どう思ってるのかな…。 なかなか表情から読み取れない。 う~ん…。、 「ん?」 「あ、いや、!」 「そっか」 目が合っちゃった 私が西島君見てることばれちゃったかな …恥ずかしい。 ピーッッ! 試合が終わり、 「おつかれ~!」 「ありがと、てか千晃笑わせるなよ」 「え?」 「先生に怒られてただろ」 腹を抱えて笑い出す日高 そ、そんなに笑わなくても… 「そんなに笑ったら体力奪われるよ!もー、そんなこと見てないで試合しないと」 「じゃあ静かにしててくれます?ちあきさん」 「…もー!日高のバカ!」 「ははっ、まじ笑えるわ」 もー、 私は今御機嫌斜め。 スポドリあげないよ? …日高ったら。
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