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奏「なっ…！ば、バッカじゃねーの！？そんな願い事、誰がするか！」
《図星。他にも、家族の事や、勉強、仕事の事まで祈願してる》
月「まあ、そういう事にしておいてやるよ」←《まんざらでもない人》
奏「そういう事だっての！！」
【賑やかに騒ぎながら、和幸、優弥の二人と擦れ違う】
奏「あ、どうも」
《譲ってもらった事に、会釈しながら礼を言う》
和「いえいえ」←《何となく、釣られて頭を下げる人》
優
奏
「なあなあ、さっきの人見た？すっごく綺麗な人だったよな？隣の人も、すごいイケメンだったし」
月「……そうか？」←《内心、面白くない人》
奏「え？なに、あんた見てなかったの？うわ、勿体ない」
月「うっせえな、馬鹿ザル。余所見して転けても知らねえからな、このチビザル」
奏「サルって言うな！それと、馬鹿とチビも余計だ！」
月「真実、そのままだろうがよ」
《かなり不機嫌》
奏「くっそー…」←《悔しいが、口では勝てない人》
月「……」
奏
「…………まあ、あんたの方がカッコいいけどな」←《聞こえないように、小さな声で呟く》
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