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秘密組織と“紅”の秘密
##########???side 某国某所
情報収集に出ていた使い魔から、集められた情報を聞く。
「へぇ?転生者が」
どんな奴らなんだろうね、一体。
『えぇ。しかもぉ、みぃんな、特異能力者なんだぁ』
相変わらず、特徴的なしゃべり方をする子だこと。
「……って、特異能力者!?」
嘘でしょ!?
『そうだよぉ?しかもぉ、一人はぁ××みたいだよぉ?』
ふ~ん?
特異能力者で、その上、××か。
「あってみたいね、そいつ」
もしかしたら、アタシの探してる奴かもしれないし。
ねぇ?
『そうだねぇ。あえたらぁ、こっちがわにぃ、つけようかぁ?』
「当然」
フフッ
アタシが活動不能だった間に、転生者__しかも、特異能力者。××。
普通では考えられないような存在。
人の群れから外れた“異端児”。
普通では、到底不可能なことをやってのける存在。
我組織のために、そいつを__“死神”をあぶりだそうか。
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