タイムスリップ

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昨日の夕方に保護したふたりの様子を見てくるように副長に言われ、寝かせておいた部屋に行ってみたら息ができないらしく苦しそうに胸を抑えている男が今にも倒れそうな状態で座っていた。 とりあえず背中を撫でてみるが一向に呼吸が落ち着かず、こまってしまった。 微かに気配を感じ、天井の方をみると山崎が顔をだして声は出さずに口を動かし、山南さんを呼んでくるから案内をするように言ってきた。 軽く頷くと一瞬でそこから気配が消えた。 人を連れてくることを伝え山南さん部屋の近くに行くと、 山南さんは既に手ぬぐいやらおそらく対処に必要であろうものをていっぱいに持っていた。 そこに何故か土方さんや総司までいたが、緊急事態だったため構わずに部屋まで案内した。
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