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すると
「そうよねぇ」「そうだよなぁ」
と、慎太郎君と理香子さんが同時に言う。そして、何故か顔が赤くなる倉橋さん。
何?どういうこと?
セツと一緒にキョトンとしてしまう。
「えっと…あたしも、中田さんにちょっと感謝してるっていうか…」
倉橋さんは、ゴニョゴニョでモジモジ。どうした?
「ハアー…こいつら、あの事故がきっかけで、やっと付き合うことになったんですよ」
「ええーーッ!?」
「シ、シン!!」
「…何で、お前が言うんだよ」
焦れったくなった慎太郎君が、思いっきり暴露する。
慌てる倉橋さんに呆れる古賀君。
「だから、中田さんがキューピッドみたいなもんっすよ。マジ、謝罪なんかいらねーよ。なぁ、リカコ…って!」
軽口を叩いて、理香子さんに頭叩かれる慎太郎君。
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