龍語りの赤単女な話

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チスト「そうこうしている内に、龍王アタルカ様がすさまじく値上げしていた件について」 審問官「なにそれ怖い」 チスト「大きい大会で結果出したみたい……一緒に入れられてた赤執政も爆上がりよ」 審問官「両者ともに、2000の大台に乗ってきたところもあるな。……アタルカ、良かったじゃないか。持ってるんだろ?」 チスト「うん。けっこう嬉しい。……あと、さ。赤執政爆上がりの知らせを受けて……ね」(エントリーセットちらり) 審問官「おい、買いやがったのか……!」 チスト「あ、でもト○ザらスでポイントカード貯まってたから、赤執政一枚分くらいで買えたよ。……赤包囲やらなんやらがついてくる事を思うとお買い得過ぎて笑いが止まらない」 審問官「まあ……今回のエントリーセットは近年まれに見る出来とも聞いていたがな。……となると、とりあえず1枚入ったのか、『雷破の執政』」 チスト「うん。デッキ、ちょっと重くなったかな~と思ったけど……意外といけるね。まあ、最悪2マナあればなんとかなるデッキではあるんだけど。エントリーセット入って、大幅な強化はできたと思う」 審問官「色がティムールだったのも追い風か。『再利用の賢者』と『霧裂きのハイドラ』は緑黒にも嬉しいんじゃないのか?」 チスト「そうだね。ステロイドの材料もかなりそろったし、かなり満足してる。……フライデーは緑黒、ゲームデーはイゼ茶かな。……執政、取ってくるぜ……!」 審問官「がんばれよ、チスト。……今回は参加賞の奴もなかなか強そうだがな」 チスト「うん。とにかく、出て損にはならないしね。……明日明後日に備えて、豚肉を醤油ダレに漬け込んでおくよ……」 審問官「ちょっとうまそうだな」 チスト「そう? じゃあ今度材料仕入れたらつくってあげるよ。楽しみにしててね。……えっと、『豚の呪い』は……あ、あった」 審問官「ごめん、やっぱりいい」
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