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翌日
悠「…は?ついてる?」
希「うん、ついてる」
メ「……言われてみれば…なんか骨格も…」
希「らしいね」
朝、いつも通りメアリー達と合流し昨日の流れを簡潔に伝えた
二人とも最初だけ驚いたけど、変わらず普段通りなのが流石だよね
希「てか言わなきゃばれないし、他に漏らす必要もないしいいよね」
メ「違和感ないし、いいんじゃない?」
希「私は違和感しか感じないがな!!!!」
メ「セクハラって叫べるわね」
おい早速裏切りか
元々父型の時はパンツスタイルだったからいいけど、やはり異物感ってあるんだね!!!!
悠「にしても、愛がわかるってどういうことだ?」
メ「男になってわかる愛もあるのかしら」
悠「何それ薔薇ですかグォエ!?!!…い、いつもより強い!?」
希「え、いつも通りだけど」
うわーやっぱ男と女だと力の差があるのかこれ。
男になって力増えてるとか凄い悔しいんだけど、特訓し直そうかな
ゼ「うーい、席つけー」
いつも通りコント染みた事をしてれば、気だるげな様子のゼフが教室にはいってきた
ゼ「欠席者いねぇな、んじゃ終わり…………」
空いてる席がないことを確認し、名簿を閉じたゼフは私を見て一瞬固まった後、何事もなかったように話を進めた
ゼ「…てことで、以上終わり。あと希、ちょっとこい」
希「えー」
ゼ「いいからこい」
うわアイツ睨んでやがるぞ!!
人一人殺せそうな目で睨んでやがるぞ!!!!
素直に行きましたが。
呼ばれたので廊下に出たら、すぐさま私の顔や頭、背中をペタペタと触ってきたんだけど叫んだほうがいいのかこれは
希「叫んでいい?」
ゼ「ふざけんな黙ってろ。お前イツキんとの行っただろ」
希「黙ってるなう!」
ゼ「この場で犯すぞ」
希「行きました」
怖いよー!!おかあさーーん!!
今目が本気だったよー!!!!
間髪入れずに返答した私を見て、ゼフは何やら微妙な顔をしたのちにため息を漏らした
ゼ「やっぱ、イツキだよな…」
希「…知り合いなの?」
今の彼と知り合いという感じではなかったが、ゼフは確かに彼を知っていたのを思い出す
あれ?でもあの人、今の魂入れられたのも百年前とかじゃなかったっけ?
私は首を傾げた
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