壁ドン顎クイときたら最後は額アタックだろ

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最後まで解き方を教えてくれず、そのうち戻るなら気合いで持ちこたえようと冷静に考えて私は風呂場から出た ラ「大丈夫か…?」 ク「どうしたの、のん姉…」 律儀に待機してくれていたのか、出た瞬間詰め寄ってきた二人を無意識に抱きしめつつ事情を説明 協力者は多いほうがいいしね ラ「…なるほど、だからいつもより声が低くて体つきも骨張ってたわけだな」 希「私でも気づかない些細な変化を見抜くのやめて」 ク「の、のん姉がのん兄で、のん兄だけどのん姉?あれ?」 希「クロコはいつも通りでいいから」 生えただけで兄に変わる気は毛頭ありません。だって心は女だもの 希「自分で言っててカマっぽく聞こえてくるから今すぐ飛び降りたい」 ク「き、気をしっかり!」 ラ「希は希だし、僕からしたらさして問題ないけど」 希「一応体は男になってるから問題視してくれ」 薔薇は問題ないけど自分がなる気はないですから。 さて、どうしたものかね 希「古代となると、ビズが一番詳しいけど今は頼れないし…全帝は話せなくなるし…」 ラ「気長に待てばいいじゃないか。一週間して戻らなければ、またその時考えればいい」 希「…………おう」 どうしてくれるんだアイツは。 体が男になって、愛が何だとか言ってる場合じゃない気しかしない 希「とりあえずご飯食べるか」 ク「食べる!僕おなかすいた!」 希「うし!ハンバーグ作ろう」 ク「バーグ!!」 私はいつも通りご飯作りました ラ「…体が男になってもなぁ」 ライルは自分の好意が変わらないことを再確認し、苦笑いを零した
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