壁ドン顎クイときたら最後は額アタックだろ

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希「ゼフっていくつなの?」 ゼ「企業秘密だ。そんな事より、お前何でコレかけられた」 希「これ?」 ゼ「古代魔法」 ギン、と目を吊り上げたゼフに嫌な汗が溢れました。それくらい威圧感が尋常じゃない 此処では何だしと言われ、空いている機材室に入ってカクカクシカジカ説明をしたが、ゼフはまたもため息で答える ゼ「…そんなこったろうた思ったが、面倒臭えことしやがったなァ」 希「え、ゼフこの魔法知ってるの?解き方は!?」 ゼ「知ってる…おい詰め寄ってくんな」 希「教えてくださいお願いします」 何ともまあ近くに情報を持ち得たひとがいようとは!!!! 正直何故知ってるかとか、ゼフの年齢とか知りたいことは沢山あるが今は何よりも解き方が知りたい 希「出来ればすぐに解きたい」 ゼ「………まあ、その…なぁ」 希「勿体ぶってんじゃねぇよ」 ゼ「人に頼むセリフがそれかよ」 サーセン 兎にも角にも、授業が始まってしまったが今回ばかりはとゼフも承諾してくれたので、私は解き方の細かい話を隅々まで聞いた そして萎えた 希「男の身で言うと不衛生に聞こえますが、心のことです」 ゼ「全国の男子に謝れ」 希「すみませんでした」 悪気はないんです!!!! まあ解き方は案外簡単なものだったんだけど、なぜ萎えたかといえばですね 希「男の体で男を好きになる気はありません」 ゼ「んなこと言ったって俺は知らねぇよ」 正直女の体でもよくわかってなかったのにどうしろと? 何でもこの魔法は、自分自身がどんな姿でも愛してくれる人がわかるものらしい そして尚且つ、私自身が好きにならなければ戻らないらしい 希「もっと簡単なのにして先生」 ゼ「手っ取り早いのだと、キスした相手が運命の相手だと戻るのもある」 希「幼気な乙女にキスしろというのか」 ゼ「君が何を言ってるのか先生にはわかりません」 職務放棄もいいところだろ 要するに纏めると、誰かを好きになる事が解ける方法で、最終手段がキスと言うわけだが 希「これなんて鬼畜ゲーだよ」 ゼ「好きになりゃいいだけだろ」 希「なれりゃ苦労しねぇよ」 てか、私ゼフが好きだったかもじゃん? それが換算されないってことは、違かったってことなわけ?
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