第1章 謎の差出人

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「うーん……あり得ないと言われても、僕は超能力者でも何でもないですから」 「…………」 「ああ、このパネル凄いんですよ。手をかざすとこうして画面がオンになるんです。 今時のタッチパネルって凄いですねぇ、省エネタイプなんですから」 「……もういいです」 「ん?」 満面の笑みで首を傾げた豹磨に、梨乃はとてつもない脱力感を覚えた。 何故この人が裏目探偵舎のトップなのかさっぱり理解出来ないと思いながら。
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