夜明け…

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「土方くん。 いつまでも倒れていないで、彼女・彼をどうするか言ってはどうですか?」 山南が土方の隣に来た。 「分かってんだろうが、山南さん。 こいつ等が何者かは分からない。だが、こんだけの実力を敵にやる訳にも返すわけにもいかない。」 土方は体を起こす。夜月もそれにならい、体を起こす。 「よって、お前等2人には新撰組に入ってもらう。」 「えぇ、良いですよ」 即答をした夜月は土方に手を出した。 土方はその手を握り、握手をした。 それを面白くなさそうに見る者が一人…。
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