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「土方くん。
いつまでも倒れていないで、彼女・彼をどうするか言ってはどうですか?」
山南が土方の隣に来た。
「分かってんだろうが、山南さん。
こいつ等が何者かは分からない。だが、こんだけの実力を敵にやる訳にも返すわけにもいかない。」
土方は体を起こす。夜月もそれにならい、体を起こす。
「よって、お前等2人には新撰組に入ってもらう。」
「えぇ、良いですよ」
即答をした夜月は土方に手を出した。
土方はその手を握り、握手をした。
それを面白くなさそうに見る者が一人…。
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