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「もしもし…」 海月が電話に出ると、かけて来たのは陽子だった。 『みぃちゃんっ!テレビ見てた?!』 「どうしたの、ママ?今、学校に来てるのにテレビなんか…」 そこまで聞いてハッ…となる。 理紫は今日、代表メンバーの発表があると言っていなかったか…。 時計を見ると、既に12時を回っている。 《明日は代表の発表があるから、昼には全員クラブハウスに来いってさ…》 息を飲んで、理紫の方を見ると、理紫も応対しながら海月を見つめている。 『サトくん、選ばれたわよっ!!』
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