18.

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目の前で閉まった自分の部屋のドアに、古山が大声を上げる。 「おいっ! 徳井っ! 」 焦ってガチャガチャとノブを回すが、鍵は既に掛けられていた。 「何んだよ、コレ! 開けろよ、ふざけんな…っ! 」 「古山さん、悪いんですが部屋使わせて貰いますんで、2、3時間どこかに行っていてくれませんか? 」 「2、3時間~っ?! 馬鹿言ってんじゃねー!! 」 ドンドンと叩く音が響くドアを背で押さえるように立つ理紫に、海月は思わず止めようと駆け寄る。 「理紫、大切な先輩に駄目だよ! 」
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