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一方甲板では
タコのような頭を持つ巨人に押さえつけられ、動きがとれないナガト。
海からカインがディープワンと呼称した魚人たちが飛び出し、甲板へ乗り込んできていた。
シンク、セツナと武装したグールたちが応戦していた。
「たく、唐突すぎやしないか!」
文句を言いながらも駆け巡りナイフでディープワンの首を掻き切っていくセツナ
シンクに飛び掛かるディープワンにナイフを投擲、脇腹へ突き刺さり怯ませた
「敵対する勢力に向かうんだ。有り得た状況だろ」
シンクは怯んだディープワンにハンドガンを向け、その額に撃ち込んだ。
両手のそれぞれにハンドガンを構え、動かず迎撃を繰り返す
ディープワンは動き回り捕捉しずらいセツナを後回しにし、シンクへと殺到する。
がその後方からライフルやマシンガンを構えたグールに弾丸を撃ち込まれていた。
彼らには銃器や魔法の類いはないようで近接戦闘を仕掛けては撃破されていた。
「妙、だな」
まるで死にに来るかのような行動、そして動かない巨人
(あれ、クトゥルフだよ、な。行動してこないなんて)
巨人を見上げ、困惑するシンク
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