その後の話2

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 舞「お兄ぃ!やっぱりあたし達と暮らせないの?」  サトル「ああ。姉貴から聞いただろう?俺は大道芸人さ。いろんな街に行っては大道芸を見せている」  舞「なら、あたしも!!」  サトル「ダメだ!大道芸人の暮らしは最低だからな!舞にはここで暮らしてもらいたいんだ!」  舞「だけど!お兄ぃ1人で」  サトル「俺は大丈夫さ。姉貴程でもないが万能だからな。魔法もうまく扱える。それにな?毎朝逢えるぞ」  舞「え?」  聖「毎朝、私の空間でトレーニングをやっているのよ。サトルも参加しているわ。だから、お互いの情報が分かるのよ」  サトル「そういうこと。ずっと逢えないわけでもないからな。それに姉貴もたまに大道芸をやってもらっているからな」  更夜「兄貴も!?」  舞「そうなの?」  聖「そうだよ」  サトル「姉貴は完璧に転移魔法が使えるんだ。距離なんて関係ないな」  舞「転移魔法…………」  更夜「俺達はまだ習っていない」  ガブリエル「当たり前ですよ。あなた達はまだまだ魔力が不安定ですからね。それに集中力も」  サトル「俺だってまだ完璧ではないからな?それでも使えるよ。さて、俺、そろそろ行く」  舞「え?もう?」  サトル「ああ。これでも結構忙しいんだよ。がぶり姉ぇやお前達に逢えて本当に良かった。そして、がぶり姉ぇには今まで苦労を掛けたしな」  ガブリエル「サトルさん」  サトル「じゃ、またな」シュン  サトルは帰って行った。  聖「さあ、あなた達、これからが大変よ!更夜には勇者としてやってもらうからね!舞は勇者の姉として振る舞ってもらうわ」  舞「判っているわよ」  更夜「任せてくれ!」  終わり。
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