13章 夢~眠りの中で....

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  私 が検査を 受けている間、 円香はメールで愛里に、 私の回復を伝えました。『ママ♪さっきの メール無しね♪美咲叔母さん♪意識取り戻し  たよ♪叔母さん♪大丈夫だから急がなくて       平気だよ♪(⌒‐⌒)ь』円香は            メールを終えると、                スマフォを                   しま                    い、  「今日ゎパパがヒーローだ♪」 と、 促し兄の 首に抱き付きました。 私は長い眠りから覚めましたが、 右脚の感覚が無く、やはり、脳神経に何か 異常が有るという検査結果を伝えられてしま いました。其の原因を明らかとする為、もう  暫くの入院が必要との事でした。然し兄は、       「美咲が眼を覚ましたんだ♪       其れが何よりだし♪       感謝しないとな♪」(笑)  「ごめんね......  兄さんに負担ばかりかけて......」(涙)     「俺の事はいいから.....♪     美咲は脚を治す事考えろ♪」(笑)              「ありがとう♪  私、やっぱり兄さんが大好きよ♪」(涙)          「俺も同じだ♪」(笑) 昏 睡状態の中で、 兄の声や初めて円香が私を 見舞ってくれた事、此の病室での会話は 全て聞こえて居ました。兄や円香と交わした 心の会話も覚えています。右脚の感覚は失い  ましたが、私は今、晴れやかな気分です。       夫の死後、様々な障害・弊害は                有りました。 然し、 其の全てを 此れからの 糧とし、 右 脚の麻痺と いうハンデと向き合い、 娘・毬枝と生きて行こうと思います。 此処を出て、私達は兄の家で暮らす事となり ますが、障害者というハンデに甘える事無く、   兄夫婦・娘の円香と、家族の絆を深めて      行く決意です。兄に甘えてしまう            でしょうが......(笑)   
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