第18章《澤木》

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***** 車の助手席に乗りおとなしい 車に酔ったのか-- 「どうした?」 「澤木さん、お礼でお誘いいただいたのに むしろ、私、とっても迷惑かけてますね... .」 「? ... あぁ、大丈夫。」そんなことか-- 「これから、頑張って 一日一善してもらうから。」 「えっ!?大丈夫? 大丈夫って意味がわかりません。」 「ぷっ、、、そこかぁ?」 天然ぷりに笑いが込み上げてくる そこに、引っ掛かるのかよ。 「私、可笑しいこと言いましたか?」 「いいや、可笑しくない。」 「でも、澤木さん笑ってます。」 「ぜんぜん」 「... にやけてます。」 こんな、やり取りが楽しいなんてなぁ 上目遣いで俺を睨んだって、こわくなんかないよ。 もっと、いろんな柚葉 みたいよ・・・
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