第18章《澤木》

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ようやく目的地の横浜に着いた 車を駐車場に止めて少し歩く。 数分のところにあるらしい。 「澤木さん、私、何をするのでしょうか? あの... 痛いのとか、怖いのとかは嫌です。。。」 俺の後ろをついて歩きながら言った。 「一日一善のこと!?」 目的地に近づくにつれて、不安になって来たのか 「ほかには?」 「... 寒いのと、高いところ... です... 」 「ふ~ん。」 俺、いじめッ子だなぁ 「たぶん平気だと思うけどなっ ただ・・・」 「ただ?」 「一肌脱いでもらうかなぁ」 「う、うん。」 ハハッ、びびり過ぎて敬語を忘れてるよ ***** 俺は、柚葉に振り返って 「着いた。ここだよ。」と、伝えた。
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