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お母さんも嬉しそうにしていて、僕はどきどきしたけどいっぱい遊んで仲良くなった。
その日の夜、お母さんが僕に教えてくれたんだ。
あのカッコイイ男の人は、僕のお父さんなんだって。
僕は胸がどきどきしてなんにも言えなくなっちゃったんだ。
でも凄く嬉しくて。
嬉しいのに涙が出てきたんだ。
「お父さんは圭と一緒に暮らしたいって言ってるの」
お母さんがそう言うから、僕はもっともっと涙が出ちゃった。
だって、僕はずっとお父さんと暮らすのが夢だったんだから。
「僕もお父さんと一緒に暮らしたいよっ」
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