あとがき

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 さて、前置きはこれくらいにして本題に入ります。  わたし、志木馨は、しばらくエブリスタでの活動をお休みさせていただきます。  これからは紙の上で勝負できるよう、各社の新人賞を狙っていきたいと思っています。長い間ここにはお世話になりました。でも一度、ここでの筆を置こうと思います。  この小説を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。こんなにも長く、重く暗い作品を読んでくださった。皆さんは先の見えない船に乗り込んでくださった、暗い航海の先にある結末を見ようとしてくれた冒険者です。  途中で降りていかれた方のほうが、はるかに多いことでしょう。でもだからこそ、ここにたどり着いてくれた皆さんは、わたしにとってはどこぞの海賊王のクルーくらいにまぶしい方々です。  いつかまたどこかで、わたしの文が、皆さんとお会いすることができますように。  2016年2月  志木馨
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