呼び出しと親バカと空間の支配者

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ルナリスの話を聞く前に敢えて行っておく、店が混雑してるのに食い終わっても長々と駄弁ってる奴ら時々いるよな。今の俺達には関係ないけど、読者は絶対にやるなよ、店にも周りにも迷惑だから。あと明けましておめでとう。今年もよろしくな。 「僕が頼んだ武器はいつ出来上がるんだ?」 …………oh.俺は名実ともに優れた使い魔なんだが主に相談を受けて恋愛相談かなと思ったら全く別の相談だった。勝手に恋愛相談だと思ってたから顔から火が出そうだし今すぐ死にたい。 「材料不足により作製ストップ中でございます。平に、平にご容赦を!」 その場でジャンピング土下寝を敢行する。加具土命と神楽?シャルが気に入っちまって手放せなくなったよ。あの左右で重さが事なる刀を手足のように扱ってたから、あいつの化物っぷりがよく分かるふた振りだ。 「因みに有り触れた素材(オリハルコン、アダマンタイトなど)でもいいならすぐに造れるぞ」 「じゃあそれ(鉄、鋼など)でいいから急ぎで頼む」 「了解」 星の意思脅し……脅して神造兵装にでもすればいいかな。会ったことないけど。 なんにせよ、俺が答えられる相談でよかった。コレでまた恋愛相談とかされたらかなわないからな。基本俺は誘導するだけで、相談とかは他の奴の仕事だからな。 「それともう一ついいか?」 今度は防具作ってくれとか言うのかね?まあ恋愛相談以外ならなんでもいいか。 「おk」 大したことではないだろうと思い飲み物を口に含む。流石に俺も専門外の話題が来るんじゃないかと身構えていたせいで、口の中がカラカラだ。 注※人が話している時は極力飲み物を口に含まないようにしましょう。 「ガイムの事で相談があるんだ」 ・゚。`・:;.(゚ε゚ *)ブッ ※こうなる事があります。 「ゲホッゴホッウエッホ!!何故それを俺に相談する!」 吹き出したジュースをおしぼりで拭きつつ声を張り上げる。恋愛相談とか本当に勘弁してくれよ。 「タクトがガイムを焚き付けたからだろ」 あらやだ、完全にバレてるわ。
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