第1章

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[イラルナイ-2] もしも潰した虫が生きていたとして こいつはなにを思うだろう 生きたい 死にたい 苦しい 辛い 動けない それとも僕への怨(うら)みかな まるで僕みたいだねと見つめていたら こいつは死んだ 楽になれたってこと?それは幸せなこと? 僕はまだ生きている だからまだ耐えないといけない 下を向いて考える いや逃げてるだけ 嫌々ならやめちゃえば でも本当にやめたら 良かったの?って 周りの気遣いに作り笑い これで何度めか もう忘れた また進まない 進めない 僕はいつまでこうしている? 明日か一ヶ月後か一年先か 僕はいつまで僕でいるのかな もしかしてもう僕じゃない?
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