赤の試験

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遊園地の入口の屋根に1人の男が立つ 全身を黒色のコートで覆っている姿は、影のように見える 「……こちら遊園地の監視員、赤松です。今回の合格者は計9名、ん?おっと失礼、ギリギリで合格した者がいたので10名です。」 赤松と名乗る男は電話で合格者の報告をしている 「ええ、今回の合格者なら合格回数にこだわらなくても次のゲームに進めると判断できます。…………分かっております。では、こちらの赤の試験は終了とします」 会話を終え、電話をコートのポケットに入れる 「楽しみですね……フフフ」 男は不気味な笑いとともに暗闇へと姿を消した
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