第5章 俺達と従兄弟

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バンッ! い「心咲の寝起きは、すげぇ悪いから。」 た「まなやあああん!」 扉を勢いよく開けた たかくんは、 そのまま、まなくんへ飛びつき、 た「ふぎゃっ!」 床に沈められた。 ま「朝から煩いですよ、貴矢君。 で、何があったんですか?」 冷たい言葉とは裏腹に 目がキラキラしてますよ、まなくん。 た「それがさぁ!同室のさーとんがさ!」 あ「さーとん…?」 た「あ、佐藤くんの事な!」 嬉々として言う たかくんに、 い「ふっ…さー…とんって…ふくくっ…。」 顔を背けて肩を震わせる いちじ。 なんだか、朝からカオスだ…。
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