第1章 卯月

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-月と夜- 「…なんだ?これは…」 自分自身の目を疑った。 ここが本当に人間界なのか…? 馬も、牛もいないのに走る車。天を支えるかのごとく高くそびえたつ塔。 そしてなにより妙な生き物たち…人の子だ。 男も女もみな、見たことのないような恰好をしている。
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