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知ってたの彼女の瞳
映すのは君じゃない
分かってた君の視線
追いかけてたの彼女
分かってる私の視線
気づかない君の横顔
愛してくれる人の傍で
星の夢見れたら楽なのに
愛してくれない人しか
目に映らなくて苦しいね
同じ想い空に放て
駆け巡るよベクトル
彼女と君と私とで
繋ぐの夏の大三角形
君のベガに
なれないのなら
反転させて
ポラリスにだって
私はなってみせるよ
瞬く星々を潜り抜け
アルタイルへと辿り着けたら
今度こそ溶けない氷が欲しいの
シリウスにも似た青く燃える
その炎の鼓動ごと
(「キミベクトル」改)
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