prologue

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重ねた唇の、柔らかな熱。 頬に触れる大きな手の、少し硬い感触。 なんで、どうして、こうなってるの? 意味が分からない。 こんなの、私は知らない。 知らないのに。 なにも知らない私は、今、確実に、昨日までの私とは、違う私になってしまった。
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