8人が本棚に入れています
本棚に追加
/330ページ
夜の帳が降りて、夜行性の生き物が目を覚ます頃、【透明人間サークル】の活動が開始された。チャット欄に俺の緑の文字が光っている。
カメレオン:俺礼央。カメレオンの礼央。良い名前だろ?ご主人様は綺麗な女の人で俺、毎日ハッピー♪^_^
つちのこ:その女の人は爬虫類、大丈夫なの?
カメレオン:女友達に見せる度に俺のこと、面白いって言うぜ。ご主人様、OLでな。毎日、正装するのに時間かけるんだよ。服に汚れがあったら、許せない主義らしい
つちのこ:私は都市伝説的な生き物だから、ペットじゃないの
カメレオン:どこで暮らしてるんだ?
つちのこ:亀田町の新た街のラーメン屋の裏。誰も来ないんだよ
カメレオン:何食べて過ごしてるんだよ?
つちのこ:ご飯なんていらないの
カメレオン:おおっ!!流石都市伝説的な生き物だな
つちのこ:そうかな?
カメレオン:ペットでも冬場厳しいのな。前、ご主人様が暖房シートの電源付け忘れて寒さのあまり死ぬかと思った!
つちのこ:私、温度に対する体感ないからヽ(´o`;
カメレオン:はいはい、スゲーな
つちのこ:(T . T)
カメレオン:気にすんなって!自慢する奴には制裁が必要なんだぜ?
最初のコメントを投稿しよう!