第1章 泥だらけの猫

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流石に驚いた。  まさか、隣部屋の奴が死んでいたなんて思いもしなかった。    という事は、騒音が無くなったあの日にはもう死んでいたという事だろうか。   ただ単に、部屋で病死ならまだしも・・・・  他人から恨みを買って天罰が下ったか。  そうなると、あの騒音は何だったのだろうか。   警察は他殺だとも事故死だとも言わなかった。   ただ、隣部屋の奴が死んだ事に対して何か気付いたことは無いかと。
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