彼の理想
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高校の入学式。 広がる果てない空色。そこにある白は時間をかけて形を変えて行く。 それを背景に、昇降口の前にある桜の木がザワザワと騒ぎ出す。 薄いピンクの花びらは「おめでとう」と言うように咲き乱れて揺れていた。 それを見上げながら、そっと瞼を閉じてみた。 また、思い浮かべる理想の男の子。 出会えたらいいなって、そう思って、目を開けた。
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