第六章

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とりあえず夏希にクリパの詳細聞かない事にはどうしたらいいか分かんねぇな。 ちょっと夏希の部屋行ってみっか! 「…俺ちょっと夏希のとこ行ってくるけどお前も来る?」 「ん〜、如月先輩に絡まれるの疲れるからやめておく。」 wwwwwwwww どこまでも不憫だな、下半身パイセンwwww 一体誰から尊敬されてんだ?wwwwww 「了解www」 「夜ご飯はどうする?食べてくる?」 「いや、俺も如月パイセン面倒臭いからすぐ帰ってくるわ。食べたいもの考えとけ〜」 そう言うと嬉しそうに頷く麗。 いやだって、食べてくる?って聞く顔がもう既にしょんぼりしてたんだもんwww そんなの帰ってくるっていうしかなくね?? 何だかんだ俺は麗に弱いし甘いな… なんて思いながら夏希の部屋へ向かう。 ピンポンで呼び出すと、下半身パイセンが出てきた。 「うげっ…」 「ちょっとwリンリンそれは流石に酷くない?w」 「ハハッ…夏希イマスカ」 全く、愛想笑いしかでねぇぜ… 早く夏希だせ、夏希! 少し不服そうな表情で俺を迎え入れるパイセン。 「お邪魔しまーす!」 部屋に入ってリビングまで行くと、夏希がこちらへ駆けてきた。 「凛ちゃ〜ん!どしたの?」 はぁ、可愛い…流石俺の天使… 連れて帰りたいぜ… 「どうやらクリパは夏希んちでやるって聞いたけど?」 「あ、凛ちゃんに詳細教えてなかったねwそうだよ!24日にうちでクリパやります!基本的にうちで用意するから、体ひとつで来てくれたらいいよ!」 おうwwwwww 体ひとつで行くわwwwwww 「ちなみに夏希んち知らねぇ俺はどうしたらいい?」 「それなんだけど…当日寮までスペシャルゲストが迎えに来てくれるから大丈夫だよ!」 …スペシャルゲスト???? まさかお姉様とかじゃねぇだろうな!?!? …いやそれはない。あの人が俺を迎えに来るわけない。 ん〜〜〜〜〜〜〜 「誰だ??」 「それはお楽しみ!ちなみに一ノ宮様も一緒に来てね!」 そこのサプライズいるか??www その感じ俺も知ってる人? 夏希と共通の知人なんてまじで生徒会関係しか居ないけど… まあいい。当日のたのしみ?にしとこう。 「ちなみに、俺も行くからよろしくねっ!」 横からグイッと顔を近づけてくる如月先輩。 俺には想像もつかない速さで避けてしまった。 やっぱりこの人の距離感苦手すぎるwww 流石下半身ゆるゆるなだけあるわ…最近は知らんけどwww 「了解っす。ほんじゃ、帰りますね〜」 しょげる先輩を横目に大笑いする夏希を背中に感じながらそそくさと部屋を後にした。 ふぅ〜〜〜〜やっぱり早めに退散して正解だったぜwwwwww 再び自室へ戻ると、今度は麗が駆けてきた。 うん、可愛くねぇwwwwww ただの大型犬だわwww 「今日はカレーライスがいい!」 「おおw了解w」 麗がご所望のカレーライスを作り、テレビを見ながらゆっくりを夕食を食べたあとは、久々に麗のマシンガントークが炸裂しましたとさ。
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