我が家の遺伝子はハイスペック過ぎである。

イベントの前ほど話がまとまらないよね

『集計結果がでました！！！！三位、白団！！二位、青団！そして…二倍以上の差をつけて一位、赤団でしたー！！！いやぁ…先ほど初めて生徒会長様とお話ししたんですが、近くで見ても綺麗でした！！！あ、次いきまーす！』

ル「俺も会いたかった！」

ア「今度約束したから一緒にいこ」

マイク越しからジュルリとかいう音が聞こえたのはスルーしよう

ついでに現在の得点ですが…

青団 600点

白団 580点

赤団 920点

ノ「……白と340点差…」

ジ「優勝いけるか」

イ「優勝以外目指しません～」

こんな感じだけど…最後のクラスリレーで逆転チャンス考えてるし、今は気にせず行こう

そんでもって、私が楽しみでならないイベント来ましたうへへ

『さあ！続いては…此方も今年新種目！！！お題はなんじゃろな！？でーーーすっ！！！』

ノ「あ、僕出るやつ」

イ「私もです～」

ア「わしもじゃ」

はーーーい来ましたね！！！！

私はこういう系のやつ大好きだよ

ついでに自分のが楽しみなわけじゃなく、この二人のお題回答が楽しみなだけです

ア「第一レースです」

ノ「第二レースです」

イ「第五レースです～」

出場者待機列に並び、各自ばらけて待機してますよ

ノアとイルノを離したのは私の策略であります

そんでもって、私が第一レースなのを生徒会チームは知っているので…第一レースだけは私以外が考えたお題らしいよ

私よりはまともだと思ってるだろうけど、案外奴等も染まってることを忘れないでくれ

『第一レース揃いましたね！我らが赤団の生徒会長様と…風紀のイア選手もいますね！！！皆さん頑張りましょう！ついでにお題は早い者勝ちでーす！！！』

パァン！！！！

私達はピストル音と共に走り出し…とりあえず安全そうなど真ん中にある紙をゲットしました

どれ………………………

ア「石像？」

………いや、見間違いかもしれん

ペラリ

ア「…石像だよな」

やたらと達筆な字で書かれた文字に、多分ウィルが書いたんだろうと思われます

石像についてやたらと語ってたけど…お題に向かねぇよ馬鹿野郎

私は紙をポケットに入れ、学園入り口に置いてあった変な石像を取りに行きました