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他の団員達とも楽しく鬼ごっこをした私達は、終了合図と共に動きを止めました
『終了ー!!!今から合計数を数えますので、各色の旗本までお集まりください!!!』
赤い旗があるところに行き、用意された籠の中に帽子をポイッとな
あとは数え終わるまで待機ですので、私は司会の放送委員長さんと談話します
ア「司会さーん。お話ししましょう」
「はいはい何でしょ…おっふw生徒会長様じゃありませんかwww」
ア「生徒会長でござるwww」
草生やされたので生やしました
ていうかビックリマウンテンだよ
「草生やすんですか!!同士か!!同士なんですね!!!あ、初めましてでしたね…私、放送委員会委員長のエル・モルテットと申しまする…三年です!」
ア「同士だろうけどちょっと違う同士かもしれないですね。藍原アリス、一年です」
エ「知ってますぜ?むしろ知らない人のが少ないんじゃあないですかねぇ!!して、どうなさったんでしょう?」
ア「仲良くなろうと思いまして」
ハイテンションな声のおかげで想像通りの人ではあったよ
お名前聞いて顔とかクラスとか全部思い出したけど…ご対面は初めてなんですよ
輝かしい笑顔で此方を見るエル先輩を同じように観察して、やはり違和感が拭えません
ア「オレンジの瞳に短い髪…結構身長あるんですね」
エ「加えてこのミラクルヴォイス!!!…あ、会長様は知ってるんだっけ?」
ア「うん。実際会ってみて思ったけど、正直男の人にしか見えないものですね」
エ「おぅふwwwどストーレトっすねwww」
胸を押さえて笑うエル先輩に対し、真顔でその胸をガン見
ジャージだからこそ、更に男に見えて仕方ないこの人はガッツし女の子である
エ「まあでも特に困ることないし気にしないかなぁ!!!女の子にモテるし!!!あ、でも私は断然薔薇が好きだ!!!!!!」
ア「同士よ!!!!」
初めて会った気がしないくらい白熱した会話をした私達は、集計が終わったのでまた今度話そうと別れました
何だろう、お母さんとは違う意味で男顔のイケメンだった
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