壱
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壱
だが、 意義も無く振り上げた拳など、暴力にしかならない。 そうして、歩が振るい続けた拳は、結局 護りたかった人たちすら、傷付け、貶めた。 弱ささえ武器に出来る逞しさ。 そして、何より、しなやかである事。 それこそ、女の底力だというのに・・・ 一番、 女性の持つ力を信じてなかったのは歩自身だった。 おじいさま・・・、と歩は 今は亡き、歩の羅針盤であった人に話しかける。
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