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時間が過ぎるのが遅く感じる。
胃が痛くなってきた。
「あと10分」
何やら声が聞こえてきた。
反響して聞こえるがだいぶ近くにいるようだ。
早く過ぎてくれ。
「あと1分」
やった、これで願いが叶う。
「3、2、1、0」
勝った。結局だれもたどりつけなかった。
魔神を見る。
オレの頭へ手を伸ばしてきた。
「これでオレは世界最強の力を手に入れた」
頭の中は妄想と幻想で入り混じり、邪な顔になっていた。
『それでは願いを叶える』
魔神の手が光る。
ピカッ
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