第1章

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時間が過ぎるのが遅く感じる。 胃が痛くなってきた。 「あと10分」 何やら声が聞こえてきた。 反響して聞こえるがだいぶ近くにいるようだ。 早く過ぎてくれ。 「あと1分」 やった、これで願いが叶う。 「3、2、1、0」 勝った。結局だれもたどりつけなかった。 魔神を見る。 オレの頭へ手を伸ばしてきた。 「これでオレは世界最強の力を手に入れた」 頭の中は妄想と幻想で入り混じり、邪な顔になっていた。 『それでは願いを叶える』 魔神の手が光る。 ピカッ
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