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「ん?」
実可子がノートに向かっていたペンを止め、俺をじっと見つめていた。
「何、実可子?どうしたの?」
「あんたさぁ……変わったよね。」
は?何だ?実可子が言わんとしている事が分からない。
「あの日から、変わったよ。」
あの……日……
俺はハッと気が付いた。
そうか、あの日。難先生の階段を昇ったあの日。
実可子は最初から最後まで見ていたんだった。
そして、あの日を境に、実可子とデートをしていない……
「御免、実可子。俺、自分の事ばっかりで、実可子の気持ちを考えてなかった。」
「裕介……」
「俺の事が欲しかっ「死ねぇぇぇぇえ!!!!シニサラーセーションクソビッチン!!!」
ゴギッ。
その日の実可子砲は、
今まで受けたどの実可子砲よりも重く、熱かった。
―――――放課後ストラトス―――――
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