第1章

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暑い日は、涼しい麦茶でもいかが? 大は朱理に、お茶を勧められるがまま、飲んでいた。 お茶はとてもおいしかった! 朱理の淹れたお茶はうまかった!? 「このお茶うまいですね!」 大は褒めたのだが、朱理にスルーされた。 どうやら、大の言い方が朱理のツボらしい!? 必死に笑いをこらえていたのだ! しかし、世の中は地獄だ! 大と朱理の恋は会社内で無視されていた。 まだマシか!? 大はたまらずに話し出した! 「この会社の魅力は何ですか?」 また、朱理の笑いのツボに入ったようだ! それを見ていた、大は何を笑っているんだろう?と思った。 遂に朱理が吹き出した! 「だって、あなた面白い!」 えっと、大は思った。 俺が面白い!? 俺がウケている!? 何か喜んでいいのか、複雑な気持ちで大も笑った。 (これでいいのか?俺は何をしているんだ?) こうなると断然大は朱理を笑わせたいという気持ちが増してきた! みんなの本音が知りたかった! 大は人気がほしいなと思った。 それから、しばらく大と朱理は歓談を交わした。 とても楽しい時間だった。 二人はしばし、仕事を忘れていた。 「おっと、いけね!?」 大は時間を忘れて話をしていた! 「じゃあ、俺次の営業先あるから、これにて…」 と言った所で、「待って!」と朱理が大を止めた! 「連絡先交換しましょ♪」 仕事のためかと思ったが、朱理はどうやら、個人的に大を気に入ったようだ! 大は、喜ぶべきか薄笑いを浮かべ、ニヤリと笑っていた! 「では、また!」 そうして、大は朱理の会社を後にした…。
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