第1章

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静かに粉雪が舞った。 京介述べたもう。 「お前の顔でかいんだよ」 モデルの清美に、その言葉はないだろ!? 「てめえこそ、野生のエナジーが足りないんだよ!」 清美も負けていなかった。 「実は、俺…、ブラジル生まれの日本人なんだ。だから、ジャングル育ちということは隠してた…。ごめん…」 あまりの突然の告白に、思わず清美は口を手で覆った。 清美は、涙が止まらなかった!!! 「ごめん!今分かったんだ!俺は清美を愛してる!京介は、清美を愛してる!!!」 清美は泣きに泣いた!もはや、涙はさざ波のように流れ、号泣していた! 「私も愛してる!I love you!」 二人の突然のカミングアウトに見ているみんながビックリだった!? もう止まらなかった。 「結婚しよう」 二人は結婚した! 二人は、たった三分で結婚した!!! スピード結婚というには、あまりにも速すぎる、妄想爆裂結婚だった! 二人は、早く結婚し過ぎて、子供が14人もできた! 現実をなめてるのか、と神様も悪魔もびっくりだった!!!
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